エッセンシャル思考|優柔不断で悩む人におススメの1冊~主体的に生きるコツがわかる

エッセンシャル思考

 

エッセンシャルとは、「絶対に必要」という意味。迷ったときはこの本を読むと、選ぶコツが見えてきます。

 

「エッセンシャル思考」を読むと、何を選べばいいか? どう判断したらいいか?という基準が、見えてきます。

ひとことで言うと、「自分にとって最も重要なものだけを選ぶ」ことです。

内容は、有名な「7つの習慣」とほぼ同じ。

「7つの習慣」よりも、やさしい言葉でコンパクトに書かれているので、難しい話が苦手な人には、「7つの習慣」の導入本としてもオススメです。

迷うたびに、この本を開こうと思いました。

「エッセンシャル思考」はかなりおススメ。☆5つです。

 

「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」
by グレッグ・マキューン

エッセンシャル思考って、何?

人生における、3つの真実と3つのウソ

【3つの真実】

  1. 自分で、やると決める
  2. 大事なものはめったにない
  3. 全部はやらない

 

【3つのウソ】

  1. やらなくては
  2. どれも大事
  3. 全部できる

 

3つのウソを信じて突き進んでしまう人を、「非エッセンシャル思考の人」と呼んでます。

3つの真実に生きる人は、「エッセンシャル思考の人」。

すべてを中途半端にやるのではなく、一点集中!

「エッセンシャル思考」と「非エッセンシャル思考」とでは、行動の違いが、次のように表れます。

 

【エッセンシャル思考】

  1. 何を、やるか?:本質的なこと
  2. なぜ、やるか?:自分にとって重要だから
  3. いつ、やるか?:自分にとって良い時期

 

【非エッセンシャル思考】

  1. 何を、やるか?:すべて
  2. なぜ、やるか?:他人の期待
  3. いつ、やるか?:今すぐ

 

「非エッセンシャル思考」は、つまり、「自分では考えてない」のです。

特に重要なのは、なぜ、やるか?

「他人の期待に応えなきゃいけない」と思ってしまいます。

他人の顔色をうかがい、どう思われるかを気にして、「やらなければ」という発想になる。

他人の声が、人生の目的になってしまっているのです。

エッセンシャル思考に変えたいですね。

エッセンシャル思考の3つのメリット

  1. 迷わない
  2. 流されない
  3. 日々が楽しくなる

 

エッセンシャル思考を生きるようになると、とにかく人生がシンプルになる。

だから、迷わない。流されない。楽しい。

自分で、自分の人生を生きているという実感が持てるはずです。

 

「シンプルな人生は満たされた人生です。幸福に生きるためには、シンプルであることが何より重要なのです」(ダライ・ラマ)

 

エッセンシャル思考とは、シンプルに生きること。

シンプルこそが幸せであると、ダライ・ラマは教えてくれています。

エッセンシャル思考を生きるために必要な、3つの力

この3つの力を身につければ、人生はシンプルになり、頭はスッキリと、大事な目標だけを達成できるようになります。

1.選ぶ力

規律なき拡大は失敗への道

言われたとおりにやるのではない。周囲に流されて選ぶのでもない。

自分にとって大事なものだけを、自分で選ぶ力。

これが、自分の人生を生きる根本になります。

実は、自分で選んでるようで、何も選んでないということのほうが、ほとんどではないでしょうか。

なぜか?

それは、周囲の期待やプレッシャーに負けるから。

もっと言えば、「いい人と思われたい」という欲求があるから。

相手にどう思われるかが不安になり、関係を壊したくないから。

「相手に喜んでほしい」という気持ちとの境い目はどこなのか、その見極めもなかなか難しい。

ただ、日本の場合は特に、「村八分にされないように」という気持ちのほうが強いのではないかと感じています。

どうしても、ビクビクしてしまうのです。

「やらない」という選択肢をとることが難しい。

付き合いを強要されることもあります。

だけど、義理人情にとらわれて国が滅んでしまった事実も、歴史ではたくさん見かけます。

また、根性論も根強いですよね。

「できないなんて情けない」と。

だから、心が病むまで、必死に頑張り続けてしまうのです。

勇気を出して、自分の選択を信じる。自分で選びとる。

そのためには、自分にとって大事ではないことを明確にしておくことです。

選ぶ基準を作っておくこと。

それが、主体的な人生を生きるための、不可欠の能力になります。

2.ノイズを無視する力

世の中の大半のものはノイズである

選択肢が多すぎるというのが迷う要因になりますが、それよりも、全部が大事だと思いこんでしまうことのほうが問題なのです。

実は、ほとんどのものがノイズ。つまり、雑音でありゴミだそうです。

雑音やゴミに、流されているのです。もったいないというより、バカげていますね。

「自分にとっての大事なもの」は、人それぞれ違う。

他人にとって大事なものが、自分にとってはノイズだということは当たり前です。

「80対20の法則」という有名な話があります。

「成果の80%は20%の努力に起因する」ということです。

その意味は2つあって、1つは、「問題のごく一部を改善することによって、全体の品質が大きく改善される」という意味。

例えば飲食業なら、トイレを改善することによって、他のすべてが改善されるということが起きたりします。

あれもこれもと手を出すより、まず1つを改善する。

その20%の努力が、80%の成果を引き出すのです。

もう1つの意味は、「重要な少数」が「どうでもいい多数」に勝るという意味。

「多数決」とは逆ですね。

どうでもいいことが多くて、本当に重要なものは少ないのです。

他人は、その人にとっての大事なことを言いますから、それが自分とは違うと思えば、「ノイズ」だと判断する。

それでいいのではないでしょうか。

3.捨てる力(トレードオフを考える力)

絶対にイエスだと言いきれないなら、それはすなわちノーである

妥協をするな!ということです。

なんとなくの「イエス」は「イエス」じゃない。絶対にイエスだと言いきれるものだけ。

トレードオフとは、何かを取るためには、何かを犠牲にしなければならないという状態・状況のことを指すそうです。

日本の学校教育は逆をやってると思います。

すべてを平均的にやろう。すべての人の意見が大事。皆で一緒にゴールする。

「協調性」というものを必要以上に強要されることに、ずっと違和感がありました。

 

例えば、小学校の卒業アルバム。

アルバムの表紙デザインを、全員が描かされました。

決まった表紙は、何人かのアイデアをかけあわせたような絵柄。

ハッキリ言って、ごちゃごちゃしててキレイじゃないって思いました。

 

中学校の道徳の授業で、「学級目標を作ろう」となったとき。

恒例のごとく、全員がアイデアを出しました。

決まった目標は、全員のアイデアをつなげ、ズラズラと長い文章の目標。

何だこの目標?って、思いました。

今では、どんな文章だったか思い出すこともできません。

 

また、私の中学生の頃の通信簿は、10段階評価だったのですが、国語の成績は、常に「9」か「10」。

数学の成績は、「1~4」あたりを行ったり来たり。

それでも、国語の成績について褒められた記憶は、ありません。

言われることは、「数学がねぇ…」と。

いま思えば、泣く泣く数学に努力するよりも、もっと古文とか漢文の世界に浸っていたかったのです。

学校では、それが許されなかった。

でも、社会に出たら、許されます。

むしろ、自分の強みを発揮しなさいと言われる。得意なことを見つけなさいと言われる。

それなのに…、どうしても、自分の欠点ばかりに目がいってしまうのです。

得意なことも、伸ばしてもらった経験がないので、どうしていいかわからないのです。

「弱みを克服しなければならない」という観念を、子どもに植えつけるデメリットは、かなり大きいように感じます。

社会人は皆、有料で、自己分析や、強みの測定やらをやるようになる。

高額セミナーに投資する。

とっても非効率なシステムですよね。

子どもの頃の教育費も、そうとうに払ってきたのにも関わらず、です。

考えてみれば、中学校・高校・大学って、高額セミナーのようなものです。

なのに、なぜ、何もつかめてないのでしょう。

「捨てる力」というのが育っていない。育ててもらえなかったのです。

ともかく、選んで捨てる取捨選択の力。必要ないものはノイズだと判断する。それが大事ですね。

まとめ

【エッセンシャル思考の特徴】

  • 自分で選ぶ
  • 大多数が不要
  • 何に全力を注ごうか?
  • 調査と検討に時間をかける
  • 語られないことに耳を傾ける
  • 遊びが不可欠
  • 上位10%にだけイエスと言う
  • 自分の求めることだから、やる
  • 地味でも着実に勝つ

 

【非エッセンシャル思考の特徴】

  • 選ぶ余地がない
  • 大多数が重要
  • どうすれば全部できるか?
  • すぐにチャンスに飛びつく
  • 声の大きい意見に反応する
  • 遊びは時間のムダ
  • 何にでもイエスと言う
  • みんながやっているから、やる
  • 派手な勝利を追い求める

 

エッセンシャル思考といっても、選択肢が少ないわけでは、ないそうです。

むしろ、選択肢はたくさん挙げる。情報収集をする。

そのなかから、本質を選ぶのだそうです。

だから、比較検討の時間をとることは推奨されています。

目の前のことにパッと飛びつくのではなく、本当にそれが重要か?ってことを検討する。

私が一番嫌いなセールスマンや、ビジネス商法は、「今、この場で決めなさい!」と言う人です。

明らかに、自分の実績を作りたいだけであって、私のためを思ってのことではありません。

セミナー講師でも、そういう人がいます。

「今、入会すれば、特別価格!」と。

それを言われた時点で、この人はアヤシイなと感じます。

「家に持ち帰って考えてみる」と言った人が入会することはないそうです。

つまり、詐欺っぽいと判断されたってわけです。

それを、「考えると決断できなくなる!」と、人を追い込もうとする。

私は、そういうやり方がそもそも好きになれないので、入会しても合わないだろうなぁと判断します。

選択肢を多くもち、そのなかから冷静に、比較検討する。

それは、詐欺にあわないためのコツにもなります。

また、考える時間を与えてくれる人を選びたいというのが、個人的な基準になってます。

不快感から、自分の基準を探ってみると良さそうですね。

 

ということで。

 

まとめ

エッセンシャル思考でいこう!

選ぶ・捨てる・ノイズを判断する

自分の基準を厳しくすることが主体的に生きるコツ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です