速さは全てを解決する『ゼロ秒思考』の仕事術|人生が好転しないのは遅いからでは?

速さはすべてを解決する

 

ゼロ秒で考えるのが「ゼロ秒思考」。頭の回転が速くなれば、当然、仕事は速くなる。速いと良いことばかりだそうです。

 

この本は、「ゼロ秒思考」の続編です。

「ゼロ秒思考」のベースは、A4用紙へのメモ書き。

メモ書きを続けることで、思考がどんどん速くなるというものです。

私は、「ゼロ秒思考」を日々の振り返りで活用しています。

すべての仕事は10分で終わる【感想】すべての仕事は10分で終わる|自己管理が必要な理由と方法とは?

 

この続編では、メモ書きのほかに、効率化の例がたくさん載っています。

とても役立つ情報がたくさんありましたが、特に印象に残ったのは、速いと何がいいか?っていう話です。

そして、「仮説思考」と「ゼロベース思考」。

考えることが、ますます楽しくなってきました。

 

速さは全てを解決する『ゼロ秒思考』の仕事術
by 赤羽雄二

「速い」と「早い」の違いとは?

日本語では、「はやい」に2つの意味があります。

「速い」と「早い」。

速度と時間の違いですね。

 

  • 速い(fast):仕事をするスピード
  • 早い(early):朝早い、早起き、時刻が早い

 

スピードが速いと、時間も早いので、「仕事がはやい」という場合は、どちらの漢字を使っても問題はないようです。

ただ、「早く始める」という場合は、「早い」です。

「遅く始めて、速く終わらせる」ということはあります。

著者は、「早く」かつ「速く」を推奨しています。

早く始めると、すべてのことが前倒しで終わる。

そうすると、見直しや修正に余裕が生まれる。評価も上がる。信頼も生まれる。

早く・速くは、とても良いことばかり。

状況にも環境にも人間関係にも、すべてにおいて好循環が生まれるそうです。

※以下、「速い」で統一しますが、意味は「早い&速い」です。

速いと好循環が生まれ、仕事が楽しくなる

速いと何がいいのか?

それは、好循環が生まれること。

好循環とは、以下のような良い循環がどんどん加速されていくことを指しています。

 

  • 気持ちに余裕が出る
  • いいアイデアが生まれる
  • PDCA(計画・実行・評価・改善)を何度も回せる
  • 段取りがよくなる
  • 無駄がなくなる
  • 最善の手が打てる
  • 気分がよくなる
  • やる気が出る
  • 周囲の人が感心してくれる
  • 協力者も出てくる
  • もっと工夫をしようと思う
  • 実力を最大に発揮できる
  • 苦労せずに努力できるようになる

 

良いことずくめですね。

「楽しく仕事をしよう」とよく言いますが、楽しくやるためには、「速さ」が重要だったのです。

「すべての仕事は10分で終わる」を最初に読んだとき、すごいなぁと思いつつも、そこまで速くする必要あるかな?という迷いもありました。

のんびり・ゆっくりしてもいいのでは?と。

だけど、のんびりするためにも、楽しくやるためにも、「やるべきことは速くやる」というのは、鉄則のようです。

頭の回転が速くなるので、仕事の仕上がり具合も違うし、やる気も違ってくる。

周囲の反応も違ってくる。

速さが与えてくれるものは大きいんだなと感じました。

 

いい結果につながることが多いので、試行錯誤自体が楽しくなる。新しいやり方にチャレンジして人が驚くような工夫をし続けることになる。こうやって、仕事のスピードは永遠に上がり続ける。

 

著者は、速さの追求が、「ほとんど趣味の世界の喜びに近い」そうです。

それだけ、楽しくなってくるということですね。

「もっとゆっくりしようよ」と言い続けている人には、味わえない喜びなのだと思います。

どうせなら、味わってみたい。

仮説思考とゼロベース思考

仮説思考

仮説思考とは、文字どおり、仮説を立てながら考えることです。

簡単なことで言えば、「今日は雨が振りそうだ。傘を持っていこう」というのも仮説思考です。

何も考えていない人よりも、雨に濡れるリスクが減る、速く対応できるようになるというわけです。

仕事における仮説思考は、「問題点はこれかな?」とか、「こうすればいいのかな?」とか、あれこれと仮説を立てて考え続けること。

仮説を立てるだけではなく、検証することも大事だそうです。

「仮説思考」については、もっと深めてみたいなぁと思いました。

ゼロベース思考

ゼロベース思考とは、まっさらな状態で考えることです。

これまでの慣習とか、自分の思い込みとか、常識とか、それらを捨てて、ゼロの状態で考えてみる。

当たり前のことを当たり前にやり続けないということです。

組織で働いていると、なかなか難しいです。

「今まではこうだった」「皆はこうしてる」という考えが、とても根強いです。

だからこそ、あえてゼロベースになることで、独自のアイデアが出せるチャンスとも言えそうです。

 

ゼロベース思考を始めようとすると、最初は不快に感じることも多い。今までの自分が安心して浸かってきた枠組みから背伸びしないといけないからだ。慣れないストレッチをしないといけないからだ。ただ、慣れてくると、本質的に筋が通っているので大変快適になる。

 

ただし、自助努力だけでは、なかなか難しいそうです。

一番いいのは、ゼロベース思考の上手な人にアドバイスを求めること。社外に求めないと見つからないかもしれません。

これも訓練が必要です。

「なぜ?」をしつこく繰り返す

メモ書き・仮説思考・ゼロベース思考に取り組む中で、一番大事なこと。

それは、疑問を持つことです。

「なぜ?」を繰り返すことで、深掘りしていく。それが思考を深めるコツ。

他人に対しても、面倒がられても、根気強く「なぜ?」を聞いていったほうがいいそうです。

 

ヒアリングにおいては、相手への価値判断ではなく、純粋に好奇心を持ち、誠意を持って「可愛らしく」質問を繰り返していかなければならない。決して尋問になってはいけない。

 

「尋問になってはいけない」というのは、肝に命じなきゃと思いました。

どうしても、相手は面倒くさがるし、イヤな反応をされると聞くほうも面倒になってきます。

「可愛らしく」聞くんだという話には、ちょっと微笑ましく感じました。

そうやって努力しているんだなぁと。

なぜ?を深めるためには、相手への聞き方もマスターする必要がある。マネジメント力ですね。

 

手をゆるめてはいけない。相手が少しくらい面倒そうでも、疑問に思ったら「なぜ」を続けることが鍵になる。

 

ちなみに、周囲の人との接し方は、ポジティブフィードバックが基準だそうです。

「厳しくしつける」のは古い考え方。

ほめたり、感謝したり、ねぎらったり。

そんなポジティブフィードバックを何度言えたかということも、日々の振り返りでおこなったほうがいい、と。

思考には、いろんな力が試されます。

速さを追求すると、人間力の問題になる

ポジティブフィードバックというのもそうですが、速くやろうとすると、人との接し方も考えなければなりません。

周囲の協力があってこそ、速さが実現するからです。

速くやるためには、頭の回転を速くしなければならない。

早く始めるためには、生活習慣の見直しが必要。

仕事への意欲や、やる気や、熱意も関係してきます。

必然的に、「速さ」を追求すると、自分の生き方の問題になります。

アイデアを生み出したり、新しいことに挑戦したり、人との関係性も考えたり。

人間力を高めることと同義ですね。

「速くやる」だけで、いろんな変化が生まれそうです。

休憩ばかりしてないで、さっさと終わらせようという気持ちになってきました。

 

ということで。

 

まとめ
「早く・速く」が、人生を好転させるコツ。

速さを追求すると、いろんな能力が磨かれる。

楽しんで取り組んでみよう。

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