「いい人」をやめれば人生はうまくいく|では、どんな人になればいい?

いい人をやめれば人生はうまくいく

 

「いい人」は、本当の意味で「いい人」ではない。自分がイヤな思いをしたくないだけの自己中心的な姿勢。そういう人には、お金も稼げません。

 

「いい人」は、「どうでもいい人」「都合のいい人」

よく、そんな言葉を耳にします。

でも私は、この本を読んで、こう思いました。

 

「いい人」は、まったくもって「いい人」じゃない!

 

「いい人」になる努力をするよりも、次のような人になる努力をしたほうがいい。

  1. 自分で考える人
  2. お金を稼げる人

お金の話は響きました。

 

「『いい人』をやめれば人生はうまくいく」
by 午堂登紀雄

いい人の特徴とは?

この本に書かれている、いい人の特徴とは次のようなものです。

 

  • 他人の目を意識して生きる
  • 他人の目を優先して行動する
  • 本音でぶつからない
  • 周囲も本音でぶつかってくれない
  • 結果的に、安らかな人間関係が築けない
  • 人から嫌われるのは人間として欠陥があるからだと思いこんでいる
  • いざというときに一人になるのが怖い
  • 道徳・常識・ルールを愚直に守ろうとする
  • ときには、強い道徳心で他人を批判する

 

要するに、他人の目を意識して生きる、自分のことしか考えてない人間です。

ぜんぜん「いい人」じゃありませんね。

私はこの本を読んで、「いい人」についての認識が変わりました。

 

勝手に居心地が悪いと感じているだけなのです。
一人ではつまらない、寂しいというのは事実かもしれませんが、自分を窮屈にするものの正体は、他人からこう思われるのではないかと気にする自分の心であり、強迫観念です。

 

他人にどう思われているのか。

行動の基準、考え方の基準、生きる基準が、それしかない。

そりゃあ、人生はつまらないし、愚痴も言いたくなるし、不平不満だらけになります。

「いい人」の闇って深いです。

ちなみに、見た目の「いい人」だけではないと思います。

表面的には、マイペースでポジティブ思考に見える人や、とても頑固で近寄りがたい人も、実は「いい人」の生き方をしている場合がある。

本人は必死に努力しているわけです。いい人になろうと。

だから本人は、自分を「いい人」だと思い、周囲は「近づきたくない人」と思う。

「こんなに頑張っているのに、なぜ???」という闇が、どんどん広がっていきます。

いい人の誤解とは?

他人の考えに合わせることに、マジメに生きている

たしかに、ある意味ではマジメに生きているし、すごく頑張っているわけです。

 

他人の価値観に合わせようと。
周囲の期待に応えようと。
自分を抑えようと。

 

だけど、理不尽に感じてきて、いきどおりが出てきてしまう。

だから、周囲からすると、頑固に見えるし、自分勝手に見えるし、何を頑張っているのかがサッパリわからない。

頑張った結果、誰にも理解されないという現実に直面してしまう。

ウツになったり、いつも愚痴を言っていたり、いつも不機嫌な人は、マジメに「いい人」を生きてきた可能性が高いです。

 

弱者は「なんで自分だけがこんな目に遭うんだ」「まじめに生きてきたのに」と怒りをあらわにしますが、何かにしがみつくことに一生懸命で、結局は何も考えていないのです。

 

自分で考えることを放棄してしまった。

周りの意見に合わせることに必死になってしまった。

それは結局、「何かにしがみつく」という状態ですね。

嫌われないように、振り落とされないように、いろんなことを我慢しながら、一生懸命に努力を続けてきたのです。

そうするとどうなるかというと、他人・企業・行政に対して、つねに文句を言うようになります。

納得できないのです。自分の頑張りが報われないことに。

クレーマーとか、ネットで炎上させる人とか、バッシングばかりする人は、きっとそういう人なのでしょう。

「考えない」ことの結末はそうなると思うと、非常に怖くなってきました。

「いい人」は、ぜんぜん「いい人」じゃない。

自分の考えで、自分の足で、歩き始める必要があります。

一人では、いざというときに損をする

一人でいると、何かあったときに損をするのではないか? 困るのではないか?

そんな恐怖感も、一人ではいられない原因です。

助け合える人間関係を作っておかないと不安でしかたないのです。

だけどそれは、古代のムラ社会で形成されてきた、同調圧力の心理。

村八分にされると生きていけない。

密告されると生きていけない。

だからいつも、ビクビクしながらの人づきあいを続けてきたわけです。

DNAに刻まれてしまったものです。

特に、私の地元は農家のムラ社会であるため、そういうものを強く感じてきました。

押しつけられてもきました。

それが、いろんな悩みや葛藤を引き起こしてきた原因のひとつだとも思っています。

 

「地震など自然災害が起きたら助け合いが必要だから、地元の人間関係は重要だ」と言われたことがあります。
しかし私がこうした主張に納得できないのは、普段からの人間関係があるから助け合えて、なければ助け合わないという、いわゆる「ムラ社会」的な発想が根底にあるように感じるからです。

 

考えてみれば、いざというときなら、赤の他人であっても助けますよね。

それこそが本当の助け合いであり、本当の思いやり。

日頃からの関係を大事にしておかないと何もできないなら、義務感でしかありません。

「自分が損をしないため」という目的でしかない人間関係なら、苦しいだけ。

もちろん、それだけではないとは思います。豊かな人間関係を築いている人もたくさんいるでしょう。

ただ、個人的には、「一人でいては大変なことになるかも?」という恐怖心が大きかったので、とても納得し、また、安心できました。

「損をするかも?」という不安は捨ててみよう、と。

親友が大事だ

彼らはおそらく、自分の感情を自分で消化できないから吐き出せる相手が必要なのでしょう。自分で自分の問題を解決できないから相談できる相手が必要なのでしょう。

 

友達は大切。

ただし、必要以上に友達を作りたがる人、いつも友達と一緒じゃないと何もできない人は、不安なだけかもしれません。

そして、その不安を自分で解決できない。

だから、「友達の数」にこだわり、「友達を作らなきゃ」と焦ってきたのかもしれないなぁと思いました。

「友達」そのものよりも、「友達ってこういうもの」という、形だけにこだわっていました。

そんな焦りやこだわりも、捨ててしまいたいと思いました。

「一人でいること」は、「思考すること」

なぜ、一人でいることが大事か?というと、じっくりと自分と向き合い、自分と対話し、自分で考える力が必要だからだそうです。

 

【強く生きるために必要なこと】

  • 自分の問題を自分で解決する覚悟
  • 自分にはできるという自己信頼
  • 具体的に考えること

 

「いい人」や、「孤独を恐れる人」は、やはり、「考えない人」です。

自分の力で考え抜くという作業が必要。

それを習慣化できるといいと思います。

 

ちょっと複雑な問題に直面したら、「ああもう、わからない!」「もういい!」「もう知らない!」などとさじを投げるのではなく、考え抜く習慣をつけることです。

 

私は以前、「論理的思考力」という言葉が嫌いでした。

「何が論理的なの?」と、斜めに見ていたのです。

いま思うと、「自分で考えたくない」という言い訳だったと思います。

なぜなのか? 本当にそうなのか? 今後はどうするのか?

そこを突きつめて考えていくことが「論理的」という意味です。

最近では「ロジカルシンキング」と、英語で言われることも増えてきましたね。

つまり、皆が皆、自分で考えていないからこそ、そういう手法や書籍が多く出される必要があるということです。

「思考力」は自然には身につかない。

訓練が必要なのだと思います。

いい人をやめると、お金・信頼・チャンスが手に入る

正直、お金の話が一番、心に残りました。

私は、「お金を稼ぐ」ことに、ずっと執着がもてずにいました。

いつも「お金がない」が口ぐせ。

かといって、お金を稼ぐことに必死にもなれない。

罪悪感があったのかもしれません。

 

いい人ほど、お金を稼ぐことに対する罪悪感があります。だから、正当な対価の要求や思い切った値付けができません。稼ぐことは他人から(弱者から)お金を搾取して、自分だけがトクしているような感情になるからです。

 

なんだか、仕事をしよう!という気分になってきました。

「いい人」は「いい人」ではない。

ならば、お金を稼げないことも、決して「いいこと」ではないはず。

お金というのは、相手に喜ばれるから頂けるものです。

「相手のため」という視点がなければ、お金は稼げるものではない。

相手の顔色をうかがって、自分の保身だけを重視している人に、稼げるわけがないのです。

成長した自分は、お金を稼いでいるものだと思えてきました。

そして、本音で生きるからこそ、信頼されるしチャンスにもめぐりあう。

本当の「いい人」とは、自分に素直な人。本音で生きている人。

悪い人になれっていう意味じゃないんですね。

 

ということで。

 

イライラがくれたもの。
「いい人」とは、何も考えていない人。

自分で考える人こそが幸せになる。

ちゃんとお金を稼ごう。

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