「いい質問」が人を動かす by 谷原誠

いい質問が人を動かす

「質問」は自分を変え、相手を変える。自分にも相手にも、いい質問を続けよう。質問の力で、人生を思い通りに生きていける。

「どうやって水のある場所に行くか?」

私たちの祖先たちは、この質問を次のように変えました。

「どうやって水をここまで運んでこようか?」

こうして文明が発展したのです。

質問を変えると、人生が変わる。大げさではなく、社会をも動かすほどの力がある。

質問の転換をしてみようと思った本でした。

「いい質問」が人を動かす
by 谷原誠

相手に気づかせる

人間は自尊心のかたまりです。人間は、他人から言われたことには従いたくないが、自分で思いついたことには喜んで従います。だから、人を動かすには命令してはいけません。自分で思いつかせればよいのです。
(「人を動かす」by デール・カーネギー)

 

他人から言われて動くのは、「やらされ感」が出てしまってイヤですよね。

人は誰しも、自分の思いで動きたいものです。自分で決めたいのです。

なぜなら、自尊心があるから。

だから、命令するよりも質問をするほうがいい。

相手が、自分で気づくような質問を投げかける。

そうすると、自分で思いついたことのように感じるため、能動的になります。

「自尊心を傷つけない」というのが、どんなときでもポイントになると思います。

自尊心を大事にされれば、人は喜んで行動するもの。

まずは好意を示し、特別扱いしよう

自分が大事にされていると感じれば、人は行動を変えます。命令するよりも強力です。

相手の人生を変えるような質問ができるようになりたいですね。

 

注意
自尊心を大事にしよう。

 

いい質問が人を動かす

 

質問の前に、質問の意図を明確にしよう

質問を始める前には、『私は何のために質問するのか?』と自分に質問をし、その答えを明確にしてから質問を開始するようにしましょう。

 

質問の意図が明確になっていないと、何を聞いて、何を話しているのかがわからなくなりますよね。

だから、自分のなかで着地点を決めてから質問をすることが大事です。

他人に質問をする前に、自分に質問をする。これが習慣化できたら、会話の質が上がりそうですね。

「今、何のために質問するのか?」「どんな答えがほしいのか?」

まずは自分の気持ちを明確にしましょう。そのうえで、質問の仕方を考えれば、スムーズにいきます。

着地点が明確になれば、質問の仕方も明確になりますね。

 

POINT
他人に質問する前に、自分に質問しよう。

「オープンクエスチョン」「クローズドクエスチョン」

何のために質問するかが明確になったら、次は質問の仕方を選びます。

質問の仕方は、大きくわけて次の2種類。

 

  1. オープンクエスチョン:相手に自由に答えてもらう
  2. クローズドクエスチョン:答え方を制限する

 

オープンにするか、クローズドにするかは、状況によって異なります。

今、どんな答えがほしいのかによって、オープンにするかクローズドにするかを選びましょう。

オープンクエスチョン

例)どういう仕事に就きたいのですか?

とにかく、何でもいいので自由に答えてもらうやり方です。

オープンクエスチョンは、次のようなときに役立ちます。

 

  • 自由に話してもらいたいとき
  • 相手に方向性を打ち出してもらいたいとき
  • 相手に考えてほしいとき

 

相手の自由な意見を聞きたいときは、オープンクエスチョンですね。

クローズドクエスチョン

例)将来性のある仕事とない仕事と、どちらがいいですか?

クローズドクエスチョンでわかりやすいのは、二者択一させるような質問ですね。

二択だけではなく、こちらがほしい答えを言ってもらう誘導尋問のように、答え方を限定させることです。

 

クローズドクエスチョンは、次のようなときに役立ちます。

 

  • 余計な話をしてほしくないとき
  • 誘導したいとき
  • 自由に考えさせたくないとき

 

短時間で、自分の求めているものを答えてもらいたいときは、クローズドクエスチョンですね。

 

いい質問が人を動かす

 

まず与えてから質問をしよう~返報性の法則

返報性の法則を利用して、相手をその気にさせましょう。そのためには、相手に対して依頼の質問をする前に、相手に対して何かを与えるのです。与えるものは、相手の喜ぶものである必要はありません。ハンカチでもキャンディでも、有益な情報でも、なんでもよいのです。何かを与えた途端、相手は、あなたに対して何かをお返ししなければならない立場に立つことになります。そこで、依頼の質問を繰り出すのです。

 

「返報性の法則」は、どんな場面でも強力に作用します。

たとえば、自分の誕生日にプレゼントをもらったら、相手の誕生日を無視することには罪悪感を抱きますよね。

人は、「もらったら、お返しをしなきゃ」という気持ちになるのです。

そして、返さないと罪悪感を抱く。

だから、最初に与えたほうが優位に立てるわけです。

「質問」とは、一方的に「奪う」側面があります。

相手から「答え」をもらいたいのは自分。だから、質問ばかりしていると罪悪感をも抱きます。

そんなときにも、「先に与える」というのは効果的だと思います。

「与えたから、受け取っていい」という許可が、自分の中に持てますよね。

有料でコンサルやカウンセリングを受けるのも、返報性の法則が働いているのだと思います。

やはり人は、何も与えずして受け取ることはできないのです。

相手からもらいたいと思えば、お金でも何でも、何かを差し出すことが必要だということではないでしょうか。

普段の会話では、そこまでお金を出す必要はありませんが、ちょっとしたプレゼントやお菓子を渡すことで、会話がスムーズにいきそうですね。

ぜひ、「与えてから質問」を心がけてみましょう。

プレゼントだけではなく、「好意」を与えるということでもいいですね。

 

ということで。

 

まとめ
質問を変えよう。そうすれば、人生が変わる。

 

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