「言葉にできる」は武器になる by 梅田悟司|常識や先入観から抜け出したいなら、真逆を考えないとダメ

ライティング

言葉は武器になるけれど、いつもと同じ言葉では武器にならない。新しい意見は、新しい言葉から生み出されます。

 

その昔、「雨」を絵に描くことはできなかったそうです。

「雨」を線で描こうと思いついたのは、歌川広重が世界初。

今では、「雨」を線で描くのは、当たり前ですね。

言葉にならないものを言葉にする。それは、芸術を生み出す過程と同じ。

「雨」を線で描いてみようと発想したように、今までにない見方が必要になります。

いつもとは違う言葉が、いつもとは違う意見を生み出す。

この本は、言葉に対する認識を変えてくれました。

 

「『言葉にできる』は武器になる」by 梅田悟司

モヤモヤする原因は、思い出をさがしているから

考えているのではない。思い出しているのだ。

脳は、次の2つの領域にわかれるそうです。

 

  • 記憶域:過去の思い出を保存しておく場所
  • 思考域:新しいことを考える場所

 

考えがグルグルするとか、モヤモヤする状態というのは、文字どおり、記憶域をグルグルしているのだそうです。

過去の思い出の中から、似たようなものを探そうとしている。

だけど、過去の思い出って、色でいえばセピア色。ちょっとモヤっとしますよね。

だから、モヤモヤなのです。

実は考えているのではない。思い出そうとしているだけ。

パソコンで砂時計マークが消えないような状態です。グルグルグルグル、データの中を探し回っているのです。

モヤモヤするのは、当たり前ですね。

放置しておくと、考えることはしないそうです。記憶域だけで、思考域はまったく使われない。

 

考えているようで、思い出しているだけの状態が続いてしまい、いつまでも同じところをぐるぐると行き来することになる。

 

では、どうしたらいいか?

やはり、書き出すことがベストだそうです。

頭にあることを書き出す

この本でも「ゼロ秒思考」と同じように、A4用紙に手書きを推奨しています。

とにかく、モヤモヤとたまっているものを文字にする。

そうすると、記憶域がスッキリしてくるので、思考域が働くようになるそうです。

いわば、データを外付けハードディスクに移し、容量を軽くするようなもの。

軽くならないと、脳は考え始めることができないのです。

とにかく書き出そう。

モヤモヤしたら、混乱したら、イライラしたら、考えるよりも先に書き出すこと。

これが習慣化すると、どんどんスッキリしてきます。

パソコンやスマホではなく、手書きが最強です。

手を動かすことで、脳はさらに活性化されるからです。

 

内なる言葉と向き合う行為は非常に繊細であり「本当かな?」と疑念が湧いた時点で、すぐにうまく行かなくなってしまう。そのため、頭に浮かんだことを、自信を持って大きく書くことが大事なのだ。

 

誰かに見せるわけでもないので、どんどん、大きい字で、自信を持って書いていく。

書くだけでも効果はありますが、そこからさらに考えを深めていくと、自分の中から意見が出てきます。

 

真逆を考える~逆転の発想

書き出しただけでは、自分の常識の範囲内でしかない

考えを深めるテクニックはいろいろ書いてあったのですが、特に、大事だなと思ったのが、真逆を考えるということです。

 

「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」(アルベルト・アインシュタイン)

 

考えてスッキリしただけでは、自分の枠の中でしかない。

いつもの自分の考えですよね。

だからこそ、あえて真逆を考えてみる。

やってみようと思ったのですが、なかなかできないんです。

真逆って、今までの自分では絶対に考えなかったことです。

それを、あえて考えようとする。

そうしないと、自分の常識の枠から出られないとのこと。

そのとおりだなぁと思いました。

真逆を考えるとは、他人の視点から考えることでもあります。自分と正反対の性格の人ならどう思うか、とか。

想像力が鍛えられるかもしれません。

 

人は常に自分という壁の中でしか物事を考えることができない状態にあるのだ。その壁を越えるためには、他人の視点から考えることが最も効果的である。

 

視野を広げたいなら、やってみる価値はありますね。

海外旅行へ行くよりも、強い効果があるのではないでしょうか。

まとめ

この本では、頭の中で考えていることを、「内なる言葉」と呼んでいます。

「内なる言葉」を育てることが、自分の意見を作ること。

「内なる言葉」を大切にしないと、表現する言葉は磨かれないのです。

頭の中にある言葉は、浮かんではすぐに消えていきます。

今、何を考えていたっけ?と、忘れてしまうことがほとんどですよね。

だからこそ、「内なる言葉」を認識した瞬間に、どんどん外に出していかないと、自分の意見が育たないのです。

「自分の意見がわからない」と言ってないで、トレーニングをするしかないなぁと感じました。

言葉にできるは武器になる

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言葉にできるは武器になる

 

まとめ
頭に言葉が浮かんだら、すぐさま書きとめてみよう。

そしてときには、真逆のことも考えてみよう。

そのトレーニングが、自分の意見を育てます。

 

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